ふんのモンハン日記

アイスボーンの良い感じの絵をアップしてる、カメラマンです。

ふんのボウガン解説各論*ヴォルバスター前編

おそらくこれがアイスボーンのボウガン解説の最後でしょうね。 ラストに皇金のボウガンを追記を予定してます。

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戦闘中のヴォルバスター銃口が口みたいに見えますね。小さなミラボレアスを抱えているみたいなデザインです。

ヴォルバスターの特徴

最後にして最大の火力を持った物理弾を主体としたボウガンです。ただ完全に手放しで全てのボウガンを凌駕するかと言われると、そういうわけでもなさそうですので、その点も後で述べてみようと思います。 どちらかと言うと誰でも簡単に高火力、汎用力のあるボウガンという印象です。 ボウガンのカスタムの方法によって散弾・通常弾・貫通弾・徹甲榴弾どれも運用出来る優れものです。2020年10月のアイスボーン最後の大型アップデートで出現した黒龍ミラボレアスの邪眼2個を使って作成出来ます。 

外見的な特徴はミラボレアスの背骨と口をイメージさせる物です。 火力を出す事をイメージしているのか、2本の弦を張ったX型の弓配列になってます。 片翼の小さな羽根が付いてますが、こちらがシールドに相当している様子でシールド無しにすると翼が消滅します。 胴体部分のシャフトは少し細く頼りない感じがしますが、銃口に向かって太くなっています。

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ヴォルバスターを肩に担いでいる所

性能ですが、基礎攻撃力は510と今まで最大だったアルバタス480を上回り、あらゆるLv3物理弾を撃てます。 属性解放しなくても8発の装填数があるので属性解放スキルを外して他の火力スキルに回すと言う考え方もあります。 武器スキルスロットが4スロが2個付いています。 特殊弾は狙撃竜弾となります。 レア度は12ですのでカスタム強化枠は3個が上限です。 状態異常弾として麻痺・睡眠・毒・減気がそれぞれLv1と効果は少し弱いですが、リロードを考えること無く撃てるので運用は簡単かもしれません。

会心率を上げる工夫が必要

このボウガンを手放しで喜べないのは会心率が低いと言う事でしょうね。攻撃力が破格に高いヴォルバスターですが、会心率が-20%と低いために、会心率100%をどうやって実現するかという問題が一番大きな問題となります。 

手っ取り早く会心率を上げるには達人スキルですが、最大Lv7にしても合計40%しか上昇しません。 ヴォルバスターのカスタム強化で会心を選択したとして-10%に上昇しても達人による会心率は30%までしか到達しません。 弱点特効Lv3で傷あり会心でも50%となり、もともと弱点と判定されないマムの角やミラボレアスの頭部などはそれだけでは不足で、結局ムフェトの龍脈覚醒か渾身極意・挑戦者を併用して会心率を上げて行かねばならず。 EXドラゴン装備との相性を考えると今もっとも扱いやすいのは、渾身極意型か挑戦者極意型の装備になるんじゃ無いかなと思います。 どちらかと言うと渾身珠は4スロ珠の渾身II(ダブル)が存在しないので、挑戦者IIのある挑戦者型の装備で装備を組む方が多いんじゃ無いかなと思います。 

渾身で組む場合は護石のLv3を組み込むかそれとも斉天の胸を組み入れて応用するのが良いのかも知れませんね。 渾身で会心率極意の40%で会心率を維持すると言う考え方もありますね。斉天は龍属性・雷属性に耐性が高いので、そういったモンスターを相手にする場合に利用価値が高いかも知れません。 力の解放は会心率の上昇がとても高くて魅力的ですが、発動してない状態が総じて長いため、短時間の戦闘には向きませんね。 スロットが余ったら入れるぐらいの気分で入れてます。 

挑戦者極意で不足分の20%を補う場合、基礎火力も同時にあがるので体感としては火力3割増しに感じます。モンスターを怒り状態にするのはクラッチ回頭する事で可能ですし、丁度極意まで持って行くと+20%会心が実現出来ます。 

おそらくは斉天を使いやすい雷・龍属性攻撃をしかけてくるモンスター・弱点に傷が付けられないラージャンには渾身型・それ以外は挑戦者型という選択肢になるんじゃ無いかなと思います。 

パーツ強化枠が狭いが一個のパーツ追加での変化率が高い

獣神や、迫撃などの名品に比べると、反動の大きさやリロードの遅さがデフォルトで大きい分、カスタム強化パーツで自由になるのは1個から2個と少々物足りない印象があります。 しかし同時に一個のパーツ追加で、リロードの早さや反動の大きさの改善される傾斜が高く(改善効率が高く)、そういった意味でいろいろなセットアップで運用出来る楽しみがありますね。

ボウガンのカスタマイズ表

いろいろな弾を撃てるヴォルバスターですが、カスタマイズをきちんと選択しないと運用は難しいです。つまり全ての弾を一つの装備で撃つのは難しいです。 ただ序文にも書きましたが、他のボウガンと比べて、パーツの数にたいして効果が出る効率が高く、その分選択肢も多いボウガンだと思います。 

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ボウガンのカスタマイズ表

私自身シールドレス運用・スコープ・特殊弾強化などをしてませんのでそれらを外して考えると。 大きく分けると1)徹甲榴弾・通常弾運用 2)通常弾特化 3)散弾・徹甲榴弾運用 4)貫通弾(+通常弾)運用 って事になると思います。 このボウガンで一番印象深いのは徹甲榴弾運用が出来る唯一の散弾ヘヴィーだと言う点です。 これは後で示します。 

一見して感じるのは弾倉が大きいです。 属性解放入れると物理弾の多くが10発装填出来ます。 徹甲榴弾運用をしないようなら、属性解放のスキルを攻撃系のスキルに変えて運用しても良いでしょうね。 ただ属性解放スキルは鉄壁・投石・跳躍・逆境・体力などの複合スキルが多いので、ドラゴン装備を使う場合は入れないと言う選択肢は少ないでしょうね。 攻撃系のスキルを入れる余裕がありすぎますね。 龍紋装備などを使う場合は、属性解放を切って、クイックリロードを選択すると言う考え方もあるでしょうね。

ボウガンのカスタム強化

私は、会心+回復+防御にしてます。散弾や貫通などだとほとんど回復期待出来ませんので、会心x3にしても良いかも知れませんね。 私も2本ヴォルバスター作ってて1本は会心x3にしてます。

スキル構成例

少し長くなりそうなので2回に分けて記載して見ようと思ってます。今回は汎用型、特殊なモンスターをターゲットにしていない装備を今回紹介し、次回は特殊な戦闘を目指した装備を紹介して見ます。

貫通ヘヴィー

貫通ヘヴィーユーザーにとってはヴォルバスターは破格のアップグレードになりましたね。 一般的な貫通ヘヴィーの基礎火力はもともと420ぐらいが多いです(狙撃)。 なので今回の基礎火力510というのはほぼ2割の攻撃力の増大で、貫通ヘヴィーというフィールドでは圧倒的な火力上昇を実感されたんじゃないでしょうか? 一方で通常弾や散弾型のプレイヤーに取ってみると、近接強化パーツやスコープなどのパーツの自由度の高い獣神や迫撃の方が瞬間火力が高い場合があり、まあまあかなという印象を持たれた方が多いんじゃ無いでしょうか? 

私は普段あんまり貫通弾使う事無いんですが、ヴォルバスターになってから一応1セットだけ貫通ヘヴィー装備セットを作りました。 散弾に比べて、作業的になりがちで、心躍るハンティングにはならないです。 でも長期間同じモンスターを周回するには割と疲弊が少なくて良い選択かもしれません。 

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私が登録している貫通ヘヴィー装備スキル。耳栓が着いていて完全にネルギガンテ向けですね。 耳栓外してもそれ以上なんか入れるスキルある? って感じなのが凄いです。

今私がこの装備を使うのはネルギガンテの「殲滅の主はまた鐘を鳴らす」ぐらいですので、私のチョイスするスキルもそれ専用になります。 ネルギガンテ戦はソロでもマルチでも黒龍の武器と装備で行くと4分前後で終了するので、思い切って装衣を使ってごり押しでも良いかも知れませんが、もともと貫通弾で行くときはダラダラしたいときなので、どちらかと言うとゆとりユウタ的なスキル構成になってます。 近接強化の代わりに弾重化を入れる方もいらっしゃいますね。 私は着弾までの時間差が狙いを散漫にさせるので、心眼+近接攻撃強化で火力を上げる方向にしてます。 ネルギガンテは攻撃がある一定以上入ると咆吼してジャンプを繰り返してくるので、耳栓が合った方が圧倒的に位置取りがやりやすく戦いやすくなります。リロード1枚でリロード普通で戦闘しても良いのでしょうけれど、この辺は好みの問題でしょうね。 耳栓と跳躍2有れば、おそらくシールド無くても慣れればきちんと立ち回り出来ると思います。なので固定として、リロード1枚・反動1枚いれて、あとの3個のカスタマイズパーツを自由に選択出来る事になります。 不動と転身で 耳栓を抜いて、攻撃系スキルを組み込んでも良いかも知れませんが、正直あと入れられるスキルというと火事場ぐらいですけど、とてもダラダラ出来ないです。 私が思うにEXドラゴン装備は正直言うとこれ以上詰め込める事が出来る攻撃スキルが無いというのが実情と思います。

散弾ヘヴィー

散弾ヘヴィーの構成だと、シールド1,反動3、もう一つは自由に使え、リロードを入れてクイックリロードを実現するも良し、近接攻撃強化を入れて、攻撃力2割増しを実現するのも良いでしょうね。スコープを使うと言う考え方もあると思います。 散弾として運用する場合、赤龍・迫撃で近接強化を3枚入れると、攻撃力は3割ぐらいに増えます。 攻撃力で計算すると510 x 1.2=612 vs 420 x 1.3=546とやはり近接攻撃強化2枚分の攻撃力増大よりも基礎攻撃力の強化の方がインパクトが強い様で、ヴォルバスターは完全に迫撃を凌駕したと考えて良いでしょうね。 もちろん、迫撃にはドラゴン装備の超越+超回復とかの防具2セットで達成可能な特殊なシリーズスキルを実現するという役割はまだ残っていると思います。

火力を出すために会心率を高くする必要があるのですが、大きく分けて2個の選択肢があります。 それはEXドラゴン装備でスキルを詰め込んで上げてやるか、龍紋一式あるいは龍紋+斉天の渾身極意装備で会心率を上げるかと言う事になります。 理想から言うと散弾の場合大きなモンスターだと弱点にアプローチ出来ないモンスターも多く、スキルは窮屈ですが、龍紋の弱点以外でも会心率が上がって火力が出る装備が良いはずですが、耳栓や跳躍や弾丸節約を詰め込める自由度を考えるとEXドラゴン装備のほうが戦いやすい気がします。 もともと散弾で行くモンスターの多くは弱点がキッチリあったりアプローチしやすいモンスターに装備して行くことが多いので、わざわざ龍紋で行く状況が無いんでしょうね。 ドラゴン装備の防御力の高さと汎用性を考えるとやっぱりドラゴンを選択する気がします。 たっぷり空きスロットがあるので、耳栓が使える事が大きくて、ズーッと不動着ているような気分になります。 

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私がよく使う散弾ヘヴィースキル。攻撃II外して挑戦者を入れても良いのでしょうね・・。 耳栓散弾は結構お勧めです・・。 咆吼してるときに頭動かないですから、散弾のチャンスなんすよね。

徹甲榴弾が使える唯一の散弾ヘヴィー

そしてもう一つのヴォルバスターの利点は、散弾と徹甲榴弾Lv3(ただしリロードは遅い)の運用が出来る事ですね。 散弾を撃ってたら突然、テオが立ち上がり下方45度ブレスをはじめて慌てて距離を取った後とか、散弾撃ってたらキリンが遠くに離れて首振ってユラユラしてたりしたら、前転しながら近づいて散弾で攻撃につなげるより、そのまま徹甲榴弾に弾倉を切り替えて徹甲榴弾戦につなげるというのも一つのやり方だと思います。 もちろん反動大で撃ち込む徹甲榴弾のエイミング技術があればと言う事になりますが・・。 今までの散弾Lv3と徹甲榴弾Lv3をまともに運用出来るボウガンが無かったこともあって、それまでの散弾の短い有効射程距離で攻撃出来る時間が短かった不利な点を、徹甲榴弾で中距離長距離の攻撃につなげることが出来る様になり、戦闘を継続しやすくなった気がします。 

徹甲・通常弾ヘヴィー

今自分が一番よく使ってる普段使いのセットアップがこれになります。 メインのダメージソースとしての通常弾、そしてダウンなどの状態異常を狙うための徹甲榴弾を切り替えながら戦闘すると言うスタイルですね。 バクレツの実もあまり多く使いませんので、無補給戦闘持続能力も高く、通常弾ならエイミングさえしっかりしていればどの位置からでも弱点にアプローチ出来ます。 弾速も速く、命中精度は貫通弾より良いです。 シールドx1、反動抑制x2、リロードx2入れて、徹甲榴弾が反動大で運用出来るのでギリギリなんとか行けるぐらいになります。 一般的な徹甲榴弾型ヘヴィー:マグダゲミドと同じスタイルです。 ただダメージソースとして徹甲榴弾を考えるとするとスキルはガラッと変わります。 まず、会心は不要となりますのでボウガン自体のカスタム強化を見直す必要があります。また実行連射速度も大事で、基礎火力は落ちますが、獣神の方が連射速度が高く、1回討伐などでムフェトで皮の固い頭部の部位破壊なんかを狙う場合、獣神を選択してます。

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私がよく使っている徹甲榴弾・通常弾仕様のスキル構成

ちなみにこのセットアップにするときは武器だけすぐに獣神に取り替えられるように、ヴォルバスターの武器スロットには達人IIか攻撃IIを入れるのがよいと思います。 獣神は武器スロットがありませんので、武器スロットに既に達人が6個詰まってるんだと思うと会心率の計算が楽になりますね。

通常弾・近接強化型ヘヴィー

獣神の場合、近接強化型のセットアップで、徹甲榴弾と通常弾を運用出来ますが、残念ながらヴォルバスターでは通常弾を選択する瞬間からシールドを抜くか徹甲榴弾を捨てるかの選択を迫られます。 私の場合迷わず徹甲榴弾を捨てますね。 なのでシールドx1 リロード2 近接強化x2の設定か、シールドx1 リロード補助x3 近接強化x1の設定で運用してます。

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通常弾近接強化型の通常弾仕様のスキル構成・こいつは確かに火力出るんですが、これ使うぐらいなら散弾を使う事が多いですかね。 こう言った、近接攻撃強化を2枚入れたコンセプトはミラボレアス戦でよく使っています。 これはまた後編で紹介しますね。

徹甲も必要な状況ならば、獣神を近接強化型のカスタマイズで使った方が良い結果になると思います。 またリロードの隙が致命的になる歴戦王イヴェルカーナの氷柱攻撃対策として、通常弾のクイックリロードを選択する必要が有る場合があります。 その場合も同様に徹甲榴弾戦を捨てる必要が出てきます。 ヴォルバスターは通常弾と徹甲榴弾をからめて使う場合、少し不満が残ります。 そこにまだ獣神が生き残る隙間がある気がします。

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龍紋を使った近接強化型通常弾仕様のスキルリスト。 火力なら逆恨みが強いです。リロードが速いになっているので、属性解放や業物はもしかしたら少し優先度が低いかもです。 吠える回数の多いモンスターや吠えてる時間の長いガルルガ君とかには護石は耳栓にするという選択も有りでしょうね。 こうすると徹甲榴弾は反動特大になってほとんど使えません。 むしろ使えないと断定しますw。 

弱点特効に頼らない会心率向上として、龍紋一式を装備として選択する事も可能だと思います。 トレイニングルームでは龍紋+逆恨みによる火力の上昇で比較的良い結果が出るんですが、実戦に出て挑戦者が発動する条件になると、更にスキルが詰め込めるEXドラゴン装備の方が良い気がしてます。 やはり龍紋は属性弾戦のための防具なんでしょうね。

 

次回の予告

次回はヴォルバスターの後半、特殊な戦闘向きのスキル構成をちょっと紹介しておきます。

歴戦激昂ラージャン・歴戦王イヴェルカーナ・ミラボレアス戦・ジンオウガ戦・ムフェトジーヴァ戦・マムタロト戦用のスキルリストを紹介したいと思ってます。