最近Bluetooth wirelessヘッドフォンを購入してモンハンに使ってたんですが、どうやら音声再生にずれがあるみたいでフレーム回避が全然出来なくなってきててちと困ってます。 なんで頭の整理をかねて音声環境をレビューして見ます。
ブルートゥース接続の便利さと音声遅延
Bluetoothのヘッドフォン、ケーブルも付いてないですしPS5前から移動するときもヘッドフォン外す必要ありませんし、やはり便利ですよね。
音楽を聴いたり映画見たりするだけなら特に気にならないのですが、ゲームなどでシビアなタイミングでの入力が必要となる場合はこの音声の遅延がとてもクリティカルだったりします。 0.1秒から0.2秒の違いで大違いなんですよね。
音声遅延の主原因はコーデック
ブルートゥース接続での遅延の一番大きなファクターはおそらくコーデック、音声圧縮技術の違いなのだろうと思います。音質を優先するか低遅延を優先するかと言う事ですね。
- SBC(Subband Codec)
- これは標準的なコーデックですね。音楽再生に徹していて、コーデックの明記がない場合、SBCというコーデックの様です。 これは遅延あります。大体0.1-0.2秒ぐらいな気がします。 野外コンサートでエコーかかってる様な感じですね。
- aptX
- aptXにはいくつかサブカテゴリーがあるようですが割愛。これはAndroid系のコーデックです。 これは音声遅延が少ないです。大体0.04秒ぐらい。 液晶の表示遅れもこのぐらいですからまあ回避性能1で戦ってる人にプロハンさんたちに取ってはクリティカルでしょうけど、私みたいな回避性能4で戦ってるプレイヤーに取っては許容出来る範囲ですかね。
- 一般的に低遅延と表示されてるのはこれですね。
- AAC(Advanced Audio Coding)
- LDAC
このコーデックはブルートゥース送信側と受信側がそれぞれ対応している必要があります。 音楽優先のヘッドフォンにはaptXに対応していない物もあります。
音質もフレーム回避には大事
実は私SONYのブルートゥースの密閉型のヘッドフォン使ってるんですよ。 これ使うと調子良いんです。 きっと遅延無いんだろうな〜。なんて漠然と思ってたんですが、どうやら私の使ってるトランスミッターはAACに対応してないのでSBC接続、つまり遅延してるんですよね。 おそらく低音から高音までの音声の情報量の多さは、その音声情報を脳で処理する際に状況判断時間を短くしている気がします。 ちと難しすぎたかな? 音が良いと脳の判断時間が短いって事ですかね? だから少しぐらい遅れていても遅いと感じ無いんでしょうね。
我が家のブルートゥース環境
うちは2台トランスミッターを使ってます。
JPRiDE JPT1
これはとても小さくて気に入ってます。ただブルートゥースヘッドフォンを複数切り替えて使っていると時々接続が上手く行かなくなって電源を入れ直ししなくてはならない事があります。 対応コーデックはaptX LL, aptX, SBC ちなみに2台接続にすると自動的にSBC(遅延型)に切り替わるようです。
このトランスミッターは受信側にも使える様に内蔵バッテリー搭載してます。 充電はmicro-USBで行うのですが、充電しながら使うとUSB電源からHUMノイズが乗ってしまうため、USBアイソレーターを使う必要があります。
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これを使うとブーって言う低音のHumノイズが消えて長時間の視聴に耐える音質になります。
1Mii の B06TX
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JPT1を見ていた印象から言うと私の第一印象はかなり大きいな(ほぼ9倍ぐらい)と言う物ですかね。 でもアンテナが付いてるので結構遠くまで接続が切れません。入力に光入力が使えるので電源とライン入力のループで発生するHumノイズがほとんどありません。 2チャンネル使えるんでヘッドセットを複数もっていたり、スピーカーにも接続している人は使いやすいかもしれませんね。 本体側にボリュームが付いてるのでシンプルはヘッドフォンでボリューム設定が無い小型のヘッドフォンなんかの利用に使いよかったりします。
対応しているコーデックは、APTX-HD、APTX-LL、APTX、SBCですね。
一方でヘッドフォン側は
SONY MDR-ZX330BT
これは音はとても良いんです。 密閉型で。 でも長時間使ってると耳が痛くなるんですよね。 あと密閉型なので周囲の音が聞こえなくて、家族には不評です。 こいつのコーデックはSBCとAACなので、上の環境で接続するとSBC接続になり遅延があるはずなんですけど、実はあまり気にならないんですよね・・。音の情報量が多いからでしょうね。
SONY WH-CH400
これも耳が痛くなるんですが、音はまあまあ良くてMDR-ZX330BTの後これ使ってます。 まだ耳の痛さはちょっとましなんですよ。 これもコーデックはSBCとAAC。 今自分にとってのリファレンスはこれかな?
JVC SP-A7WT NAGARAKU (ウエアラブルスピーカー)
ちょっと前までこれを一番使ってました。 これはaptX LLに対応してて、音の出は一番早いです。 首に掛けるタイプのスピーカーなんで周囲の声も聞こえますし、頭に何も付けないんで肩凝りないです。 ただ音質はそれほど良くなく、ゲーム出来るかなってぐらい。 おそらくPCモニタに内蔵されてるスピーカーぐらいの音質ですね。 音楽を聴きながらプレイするようになってからちょっと敬遠してます・・。
JLAB REWIND WIRELESS RETRO HEADPHONES
Rewind Wireless Retro Headphonesjlab-audio.jp
これ最近買ったやつです。 これはコーデックの明記が無くてSBCッぽいです。 音の出が遅く、最近のフレーム回避不調の原因です。 でもオープンエアー型で軽くて音も良くて・・。結構気に入っているんですけどね・・。 今はちょっと使ってないです。
私インナーカナル型も結構持ってるんですが、バッテリーの持ちも悪くて、耳の穴が痛く鳴っちゃいますし、密閉型のヘッドフォンみたいに、軽くヘッドセットをずらして外の音を入れるって事が出来ないんで、最近ほとんどゲーム中は使ってないです。
最近有線のOpen Air型ヘッドフォンに注目中
最近は遅延自体が無い有線のオープンエアー型ヘッドフォンを購入検討中です
audio-technica エアーダイナミック オープン型ヘッドホン ATH-AD500X
買ってみようかな?