概要
攻撃力450と標準的なマニュアル徹甲榴弾型のレア度12のヘヴィーボウガンで、斬裂弾が撃ちやすいです。 会心は-25%の陰性会心で、武器スキルスロットはなし、特殊弾は機関竜弾です。 ブレは大。 私がアイスボーンのストーリで最初に作ったマニュアル徹甲榴弾型のヘヴィーボウガンでした。 同じ徹甲榴弾型のマグダゲミドは導きの地の素材が必要でストーリクエスト中に作れなかったの対して、ファミンは怒り喰らうイビルジョーと古龍の大宝玉があれば強化可能で、ストーリクエスト中の古龍戦にはとても役に立ちました。
歴史
無印のワールドの時に、私が最もよく使ったのは、イビルジョー系のヘヴィーボウガンでアンフィニグラだったです。 アンフィニグラはヘヴィーボウガンの代名詞みたいな存在でした。 同時に救難参加で入って来たプレイヤーがいきなりマルチで拡散弾を撃ちまくったりして、そういった悪いイメージもあるボウガンでもありますね。 「あーアンフィニグラ持ってる、大丈夫かなこいつ」みたいな存在ですね。 私の師匠も良く使ってました。
ワールドの時のマニュアル徹甲榴弾型ヘヴィーの選択肢は2本で、火力の高いアンフィニグラ(345)と火力が少し落ちるけれども麻痺・睡眠も撃てるサポートタイプのマグダゲミトゥスII(315)の2本でした(後にガイラアサルト爆撃もちょっと使えましたが火力が低かったです)。 アイスボーンになって、強化したマグダゲミドの火力が強化したファミンと同等になってしまって、すっかり立場は入れ替わってしまいましたね。 それまでアンフィニグラを使っていて愛着のある私は少し残念な気分と、そして時代の流れを感じました。 でもストーリクエ中に、ワールドで使い込んだマニュアル徹甲榴弾型ヘヴィーを手にしたときの安心感と感動は覚えてます(マグダゲミドの強化には導きの素材が必要ですので、ストーリクエスト中はファミンか氷督バルカという選択になります)。
アンフィニグラの歴史は拡散弾戦の歴史でもあります。 持ち込めるカクサンの実10個が、アイスボーンになって5個に減量されたことで、拡散弾のみでソロクリアーが出来なくなってしまい、こういった火力型ヘヴィーボウガンの役割は自然と徹甲榴弾、貫通弾、散弾に流れていった様に思います。 昔は初心者らしきプレイヤーが作ったばかりのアンフィニグラを持って拡散戦をしていた時代が有りましたが、今そういうプレイヤーはまず見ないですね。 さらにファミンを使っているプレイヤーを見ないです。 ワールドの時はあんなに皆アンフィニグラ使ってたのにね。 アンフィニグラ=ファミンは拡散弾戦の消滅と時を同じくして戦場から見なくなったのは何か因果な感じがします。
外観
ファミンの外観は、アンフィニグラの通常種イビルジョーのシンボルカラー緑から、怒り喰らうイビルジョーのカラー茶色と、龍属性の火炎がチラチラしてるという、そういった外観をしてます。 鎖が巻いてあって(魔を封じ込めてるんでしょうか?)、ちょっと中二病っぽいバッドな感じが漂います。 肩にかけて居るときと、銃身を展開したときの形があまり変化無いのも特徴的ですね。 普通のボウガンと違って、持つ部分が図太く、別の自分で持ってる訳でもないのに、ずっしり重い感じが漂うボウガンです。 射撃音も重く腹に響く感じがいいです。
外観ではないですが、同じブレ大のマグダゲミドを撃つより、なぜかファミンを撃つときの方が、狙いやすく、反動が少ない気がするんですが、これは気のせいでしょうね。 射撃音とかの違いなんでしょうねきっと。
弾種
メインはやはり徹甲榴弾Lv3/徹甲榴弾Lv2です。 その他のマニュアル徹甲榴弾型のヘヴィーと比較して、斬裂弾が今まで自動装填型で撃ちやすくなってます。 アンフィニグラでも斬裂弾撃てましたが、反動が大きく、リロードに時間かかってましたから、それが無くなったのはちょっと目から鱗でした。 ただし斬裂弾自体の火力がとても低く(2年前に調整が入ってから、徹甲榴弾の方が1発のダメージ多いですかから)、弾数も弾薬調合入れて60発ですし、近接のプレイヤーの怯みの原因になるので、かなり大型のモンスターでないと扱いにくい迷惑な存在になりがちです。ただ弱点にエイミングする必要が無く撃てて、どこに当てても一定のダメージを稼げる。徹甲榴弾の弾薬調合が苦手って人には悪く無い選択かも知れませんね。
睡眠弾Lv2が撃ちやすく、減気弾Lv2も顔に当てると結構スタン効果があるので、案外使えると思います。 属性弾は滅龍弾のみです。 これはいろいろと異論があるでしょうね。
もともと陰性会心-25%もありますので、物理弾系の、通常弾Lv3、貫通弾Lv3、散弾Lv3は会心・超会心で火力を上げていくことが多い、アイスボーンの装備とあまり相性は良くないです。 特にマグダゲミとと違って通常弾Lv3の反動が1レベル大きいことや、貫通弾は自動装填型になっていて本当に使いにくいです。
なんとなくですがカプコム的には、自動装填をヘヴィーボウガンのボーナス特典みたいに考えているのかも知れませんが(ライトボウガンの速射みたいに)、もう少し次弾装填までの時間が短くて、反動小ぐらいのタイミングで打ち続けることが出来たらメリットあるのですが、現状は自動装填は反動大ぐらいの射撃インターバルなんで、むしろ害悪。 取り外ししたいぐらいです。 もともと反動が大きくリロードが遅すぎる弾が、なんとか使えるかなと言う程度なんですよね。
ボウガンのカスタマイズ カスタム強化
まずはカスタム強化ですが、ファミンで使用に耐えそうな弾で、会心や属性強化はほぼ無用でしょうね。 なので、回復x2にするか、回復 & スロット強化が良いかなと思います。 パーツ強化が出来ない点もマグダゲミドに劣ります。
ボウガンのカスタマイズは、ストーリクエストの間に使える装備は空きスロットが小さくて、鉄壁などを入れるのが難しく、シールド3枚、鉄壁無しというようなスキルを組んでた事を覚えてます。 シールドx3 反動抑制x2と言うパターンですね。 それだと徹甲榴弾Lv3のリロードは遅いという状況での運用で、ワールド時のアンフィニグラのセッティングと同じで、その当時はそれで良かったですが、最近追加されるアイスボーンモンスターは、モーションの出だしから攻撃までが早くてリロード遅いだと被弾が大きすぎて、やっぱりシールドx1 反動抑制x2 リロードx2で徹甲榴弾Lv3のリロードをやや遅いまで早くするのが良い気がします。
スキル構成の例
ファミンのスキルはほとんど最近使ってないので消去しちゃってて、以前本当に使っていたスキルはもう残ってませんでした。 でも確かこんなスキルだったと思います。 これならレア度もそれほど高くない装備で、ストーリの序盤だと、挑戦x2とか攻撃x2とかはきっと無くて、もう少し別の生存系のスキルだったかも知れませんね。
砲術x2が付いてるジャナフグリーヴ、スタミナ限界突破のシリーズスキルを考えて、ジャナールヘルムβ、鉄壁がセットされてる、プライドメイルβ、属性解放が2個セットされていて使いやすかったアーティアアーム、腰はナナの体力増強がx2入ったセット(古龍戦の前だともうちょっと別の腰装備使ってた気がします)。 この装備のデメリットは、やはりその当時カスタム強化前の防具で防御力が低かったと言う事と、火炎以外の属性耐性が低く、特に氷耐性が低いのが大きな問題だった気がします。 ストーリクエスト中のナナ、テオ、キリン、ハザクあたりで使った様な気がします。
私の装備リストに一個だけ残ってるファミンのセットは、このラージャン戦用のセットアップだけです。 斬裂で尻尾狙うつもりなんでしょうね。 ただ自動装填だとリロード中に攻撃受けるとガード出来ないので、ラージャンみたいに攻撃動作が速いモンスターだと被弾しますし、尻尾は通常弾Lv3のヒットの方が弾切れも少なく戦闘持続時間が長くとれるので、今は獣神使うか、マグダゲミドを使うと言う選択肢になるでしょうね。
まとめ
ファミンは、マニュアル徹甲榴弾型のヘヴィーで、斬裂弾をがっつり使いたいプレイヤーには未だに有効でしょう。 ただ残念なことに、私は最近ほとんど使いません。 既に過去のボウガンになってしまいました。 ただ、ワールドで2年弱使っていた、ファンフィニグラへの愛があれば、攻撃力や使い方はどうって事無いって気分で使うかなと思います。 そして使ってる人を見たら、『アーこの人は、ワールドの時にアンフィニグラ相当使い込んでたんだな・・』と思ってあげてください。 なんかいつもより記事が長いですね。 これはきっとアンフィニグラ=ファミンへのリスペクトだと思います。