王牙砲が出現時の状況とその後の散弾ヘヴィーの歴史
王牙砲・狼牙砲はアイスボーンから出て来たヘヴィーボウガンなので、ワールド時の歴史は無しです。
モンスターハンターのストーリークエスト中から使える散弾ヘヴィーは無かったです。 ワールド中期から末期の散弾ヘヴィー:賊使い達は皆嘆いたでしょうね。 私も大変残念な気分でした。 ストーリクエスト終了後、導きの地でジンオウガ(王牙砲)に出会った後に作れるようになってました。私もジンオウガが出始めてすぐに散弾ヘヴィー作りましたが、なかなか天鱗が出なくて、調査クエストを周回したのを覚えてます。
2019年の9月から12月ぐらいの間で、野良で見かけるヘヴィボウガンの多くはこの王牙砲か、自動装填型の徹甲榴弾ヘヴィー アンイシュワルダ素材の回光返照ー天道ーか10月以降はラージャンの荒々しい徹甲榴弾ヘヴィー金獅子砲【重雷】でしたね。 散弾ヘヴィ:徹甲榴弾ヘヴィー 3:1ぐらいの比率だったかな? それぐらい当時大人気だったです。 今はヘヴィーボウガンだと迫撃か狙撃か獣神ですよね。 時代が変わり、流行のボウガンは移り変わっていくものなんですね。
ワールド当時の散弾ヘヴィーの賊は無属性だったので、無擊珠を入れて運用する事が主流だったのですが、オウガ砲は電撃弾・狼牙砲は滅龍弾が撃てるため、無擊運用は出来ません(古顔のプレイヤーの中には賊の癖で無擊珠を入れてる人をたまに見かけます)。 また賊では竜撃砲が使えなかったのに対し、このオウガ砲は通常は1発装填の竜撃砲が3発撃てると言う特殊なスタイルでしたが、竜撃はマルチでは近接の人を吹っ飛ばしてしまうので、あんまり竜撃砲をマルチで選択する人は居ないでしょうね。 拡散弾と同じく、マルチでは使いにくい弾が特徴。 それがヘヴィーボウガンの悲しい定めなんですよね。 でもソロで使うには竜撃は隙が多すぎて使えない、なんでこんな物付けてるんだろうって思います。 それよりヘヴィーに速射付けて欲しい・・。
現在は散弾ヘヴィーとしては、赤龍・迫撃を使われる方が多いと思います。 私も強壁が必要な戦闘には迫撃を使ってますが、強壁が必要にならないモンスターにはまだ現役で王牙砲を使ってます。 それは単に装備しているスキルに強壁があるかないかを区別するためだけなんですけど、この3者はどれもそれほど戦況を覆すほどの大きな差が無いという事なんですよね。 基本散弾ヘヴィーは当てること、的から離れないテクニック、そして射撃時に早く押し過ぎてジャム現象を起こさない、その方が重要じゃ無いかなと思います。
概要
ジンオウガの素材で作られる王牙砲の名前は言わずと知れた、ジンオウガの最後の3文字の当て字ですね。レア12のヘヴィーボウガンで攻撃力は420 ブレが小で、武器会心は0%で武器スロットが2スロが一個付いてます。 特殊弾は機関竜弾です。
一方でジンオウガ亜種の素材で作られる狼牙砲は、レア12の散弾ヘヴィーで攻撃力は435と少しだけ王牙砲より高めです。 ブレが中で、武器会心は0%で武器スロットが2スロが一個付いているのは同じです。 特殊弾は狙撃竜弾です。 その為クラッチ傷つけ時間が短いのでこちらを選択するプレイヤーも多いかもしれませんね。
ボディのフォルムは王牙は黄土色のボディにレールガンを思わせる2又に分かれた銃身とその間に光るジンオウガの特徴の緑の光が特徴で、特にそれまでの散弾ヘヴィー:賊を使ってた人に取ってみると、散弾なのに銃身が長いなと思う、そういったフォルムでしたね。 顔の近くで方向転換すると先っぽが刺さっちゃうんじゃ無いかなって思うようなそんなフォルムです。 一方で狼牙砲は黒いボディに龍属性攻撃の赤い光が入っている。そういったデザインになっていました。 どちらかというと、武器の重ね着で狼牙砲を選んでおられるかたをちょくちょくみかけます。
弾種とボウガンのカスタマイズ
散弾ヘヴィーで散弾以外を運用する事は滅多にないですね。 まあ有るとすると機関竜弾と睡眠起爆時の竜撃砲、あと古龍戦でつかう滅龍弾ぐらいじゃないかと思います。 でもそういった弾を撃つ暇があったら、散弾らしく、モンスターの耳元で散弾で吠えまくった方がいいですね。 弾種としては、この散弾リストが見やすいでしょうね。
貫通特性のある貫通弾や電撃弾は、落石の真下でモンスターを待ち構えて、上に覆い被されたときにモンスターを貫通して落石を落とすのに使うので、一応スロットに入れといた方が良いでしょうね。 麻痺弾Lv2は反動が大きくて使いにくいですが、どうしても状態異常を入れたいときには使う価値ありですね。 ムフェトジーヴァや古龍の龍状態のコントロールのために、滅龍弾(狼牙砲)を調合しながら使用するのも悪く無いと思います。
アイスボーンになってヘヴィーボウガンのカスタマイズは5個選択出来る様になってます。 これだけはライトボウガン(4個)と差がついてますね。おそらくスコープや特殊弾の使用を想定しているのだと思いますが、この近接攻撃強化が強力です。 火力として約1割火力が上がるので、3枚入れると3割弱上がります。 4枚で4割にはならず、2枚以上は少し伸び率が弱くなります。 なので無理して4枚入れる必要は無いですが、出来たら3枚入れておきたいですね。 この辺の運用は迫撃の項目と共通するので省きますね。
ただ狼牙砲は散弾Lv3の反動が大きく、カスタマイズ1枚分を消耗してしまいます。 なので、反動x2 シールドx1、近接強化x2で運用してます。
結果として、近接レンジでの攻撃力は王牙>狼牙となります。 狼牙のメリットは通常弾Lv3が使える事や滅龍弾を使える事、そして狙撃竜弾なので、肉質の堅い大型のモンスターへの一撃や、傷つけ時間が短く出来ると言うメリットがありますかね。 ただ通常弾Lv3を使う場合はリロードを一枚入れないと使いにくいので、結局散弾の火力を削る結果になります。 なので狼牙砲の結構使い所は結構難しいですね。
散弾のカスタム回復装着の注意
皆さんご存じかと思うんですが、散弾でカスタム回復を入れるのは実はあまり有効じゃ無いです。 私の武器はカスタム回復入ってますが、どちらかというと会心や防御にしたほうが良いと思います。 回復を期待するなら龍紋装備での回復が良いでしょうね。 私は面倒なんでそのままにしちゃってます。
実は散弾の弾全部の合計分が回復に回るのではなく、弾1発分の20-40ダメージしか回復に回りません。 全部当てると300近いダメージのはずなのに、本当にピクリぐらいしか回復しないです。 どうも制限時間内に多ヒットがあっても1個分しか回復に回らないみたいで、属性弾の多段ヒットなどはきちんと回復回収している様です。
スキル構成の実例
強壁の要らないモンスター戦での利用
王牙砲は今でも私、強壁が要らないモンスターへの散弾戦に使ってます。 主にキリンや、導きの地での部位破壊を狙った戦闘で使う場合が多いですかね。
下位のモンスターではシールドは不要
食の扉を開けのお食事券クエなどをする場合、モンスターへのガードが攻撃時間を短くする事があるので、対して当たっても痛くない攻撃を不動でやり過ごしながら、シールド無しのヘヴィボウガンで戦闘することもあります。
狼牙砲はムフェトの胸部破壊に
狼牙砲はムフェトジーヴァでどうしても胸部の部位破壊を狙いたいときに以前使ってましたが、今はアルバダスの機関竜弾を撃ち込む事にしています。 なので最近出番無いですね〜。 狼牙砲は滅龍弾が撃てるのと、地脈のエネルギー吸収している時に、ダメージ判定がある狙撃竜弾を入れられるので良いです。
最後に
さてボウガン解説各論いかがでしたでしょうか? 記事の為に作った装備じゃ無くて、自分がいつも使っている装備を提示しているので、じっくり見直して見ると意外に古くさい装備使ってたんだなとか、今の知識からするとちょっとこれは無いよな、って装備もあるんですが、まあそういうのも含めて、時代や歴史を感じるなと思います。 きっともっと良い装備や、もっと良い使い方がある装備やボウガンがあるんじゃないかと思います。 さらに今は覚醒武器がでて、武器の派生が無限になったことで、こういった記事では網羅しきれなくなりましたね。 そういった自分だけの装備を、自分で考えて作る、実はその時間が一番楽しかったりするんですよね。
さて最後に私から一言、『そのボウガンが役に立たないと思っているときは、そのボウガンの使い方を自分が今知らないだけだ。 そのボウガンの本当の使い方を知れば、どのボウガンも魅力があるはず』 と私は思ってます。
世の中では今冥灯やゼノ=ジィカ改を使ってる人ほとんど見かけませんが、私は今回のアイスボーンで最も安定して、最も使いやすいボウガンは何か一つと言われたら、冥灯を挙げます。 冥灯良いっすよ〜。
ではまた機会があれば続き書いてみますね。 きっとミラボレアスの武器を作ったときにまた記事書くんだろうなと思います。 それまでしばしのお休みです。