歴史:アイスボーン以前
アイスボーンになる前は、徹甲榴弾といえばマニュアル装填型の、マグダラオス系ヘヴィー:マグダゲミトゥスIIとイヴィルジョー系ヘヴィー:アンフィニグラでした。 どちらかというと少し攻撃力の低く設定されたマグダゲミトゥスはサポート型ヘヴィー(睡眠Lv2 麻痺Lv2が打てる)、火力特化のヘヴィーがアンフィニグラと言う棲み分けだったと思います。
アイスボーン以後
アイスボーン開始当初自動装填型の徹甲榴弾Lv3が打てるヘヴィーボウガンが出始めて、皆さんの注目はそちらが主流だった気がします(回光返照ー天道ーや金獅子砲【重雷】)。 ただ私も含めて一部のヘヴィーユーザーはガードが安定するマニュアル徹甲榴弾を好む傾向があったんじゃないでしょうか? 今はマニュアル徹甲榴弾型ヘヴィーの選択肢がさらに広がり、宮廷儀仗【輝星】や、少し火力が落ちますが氷督バルカ、また無撃で基礎火力の高い砕光の極砲。 そして反動が少なくとても打ちやすくなった鬼人雷砲【獣神】が出てきて、2020年の6月現在の大部分のマニュアル徹甲榴弾ヘヴィーユーザーは獣神か、あるいはマグダゲミドを使っておられるんじゃないかなと思います。私が野良で見る徹甲榴弾ヘヴィーも今はほとんど獣神ですね。
マグダゲミドの特徴
マニュアル徹甲榴弾型のヘヴィーボウガンで唯一レア11武器です。 なのでカスタム強化枠が他の12の武器より多く使えることや、MRが100未満でもカスタム強化して使えるという利点がありました。 さらに効果は小さいですが強化パーツによる強化が可能な点も他の武器には無い特徴です。 もともと陰性会心率-20%ですが、カスタム強化で会心x2入れて、パーツ強化をすべて会心に入れると +5%ぐらいの会心率になるので、通常弾や散弾、属性弾を使用した際に、他のスキルを組み合わせて超会心の恩恵をなんとか受ける事が出来る様になるのも良いです。
またマグダゲミドはサポートボウガンとしての特性があります。状態異常弾、睡眠Lv2・麻痺Lv2で4/5発の弾倉があるため、リロードの隙が少なく、狙ったタイミングで戦闘中に安全に状態異常を入れることが出来るのが良いです。 もちろん特にスキルや属性強化を入れなくても、2回ぐらいは状態異常行けると思いますが、3回の状態異常は一人ではちょっと厳しいかな。私個人的には、麻痺・睡眠はあったらラッキー程度で、どうしても必要だなと思ったのは、極ベヒーモス・歴戦王マムタロト最終エリア・歴戦王ネルギガンテの時ぐらいで、自分ではあまり上手く使いこなせてない感じがしてます。 なので状態異常戦を考えておられる様でしたらそういうのが上手い人のスキルを参考にしてみて下さい(https://grandbell0415.com/monster-hunter-world-iceborne/post-3941 とか気合いはいってますね)。
最後に陰性会心の影響を受けない、徹甲榴弾・拡散弾(斬裂弾もですが)だけに絞って、会心を捨てて徹甲榴弾1発の攻撃力を極限まで高くするという方法で、カスタム強化や、パーツ強化を全部攻撃力強化(回復カスタム1個入ってました)にぶち込むと確か武器攻撃力477になったと思います。 回復も攻撃にぶち込むともう少し上がるんでしょうけれど、確か徹甲榴弾のダメージ上限があったはずなので・・・。その辺は自分でも試して見てください。
マグダゲミドの外観
今は武器の重ね着が出来るのでちょっと状況は異なりますが、外観が変わるのは最後に行ったパーツ強化で外観が変わるという楽しみもありました(今は重ね着がいいですよね)。 もともとの形は、マグダゲミトゥスIIとほとんど外観変わらない木製の銃床と、銃身に赤い点々・そして先端に大きなマズルブレーキが付いてます。 この外観が工房系貫通ヘヴィーベニカガチと似てるので、覚醒武器が出る前にはよくカガチ持ってた人と出会ったので、「お〜マグダゲミトス持ってる〜」と見間違えた物です。 弾丸ベルトが付いてないのが大きな違いですね。
外見はパーツ強化をすると変化していきます。会心を最大まで入れると、最後が氷牙竜の、灰色のバンドが全体に巻かれ、銃身の下に銃剣の様な牙がつきます。 私は通常弾で近距離戦しますよという意思表示の意味合いもあって、銃身を切って短くしてます。 性能には全く影響が無く、単なる気分の問題です。 でも野良でこの牙を見ると、この人は徹甲だけじゃ無くて、通常弾も撃つのだなと見ただけで解るのがいいです。
一方で攻撃力特化型のマグダゲミトゥスはネルギガンテのパーツ強化になるんで、ネルギガンテっぽい皮ペタが付いてます。赤黒く銃床が棘棘して痛そうですね。
2本持ってますが、どちらかというと通常弾戦に慣れている私には、会心補正型のマグダゲミドの出動率が圧倒的に高いです。
ボウガンのカスタマイズパーツ
私は、反動抑制パーツx2、シールドx1、リロード補助x2で運用してます。 マグダゲミドはブレが大なので、反動が大きい弾だと射撃後の照準の移動が大きく、照準位置を戻して(エイミング)次弾を撃つのに時間がかかります。 私のフレンドは、リロード補助を犠牲にして、反動抑制パーツx4で、反動を中にして使用してました。自分の好きなやり方が良いと思います。 エイミングの時間と反動からの復帰の時間が同じぐらいになれば、反動は大でもほとんど気にならずに使用出来ます。 会心型の装備で通常弾や散弾も使うようなら、リロード補助はx2入れておいた方が、リロード時間が普通になって歩きながらリロードして攻撃を続ける事が出来るので隙が無くて良いでしょう。
マグダゲミドの弾種と運用
徹甲榴弾Lv3が打てるのが良いですが、いざここで勝負という時に、そのままリロードせずに弾倉をずらして徹甲榴弾Lv2も4発つづけて打ち込むことが出来るのが良いです。 通常弾Lv3と散弾Lv3が使えます。 狙撃竜弾は確かに使えますが、隙も多いですし真っ心を通らないとダメージ小さいので今は使用頻度とても少ないです。 怯んだりダウンしたら傷つけるのを優先してます。 火炎弾も使えるので、ハザクやネロミエールなんかとの戦闘にも良いでしょうね。 あと私が地味に気に入っているのは、滅龍弾が打てるので、古龍の龍状態の抑制管理に使えるのでいいですよ。 滅龍弾は獣神には撃てないです。
その他に状態異常弾として、麻痺Lv2と、睡眠Lv2、減気Lv2や、毒Lv2も撃てるのが良いですが、どうしても、こういった状態異常を狙う時って、視野が狭くなって隙が大きくなるので、自分的にはあまり狙わないで普通に攻撃している事が多いです。 それでも十分強いボウガンですので。
今の徹甲榴弾勢力図の中でのマグダゲミドの役割
火炎弾の弱点を持つ古龍、ハザクや歴戦王ネロミエールには今もよく持って行きます。 また最近散弾戦が多いのであまり出番が無いですが、古龍だとナナテスカトリ戦で徹甲榴弾戦を行う時には使うと思います(滅龍弾が撃てるのが良いです)。 以前は歴戦ラージャン5枠とかだと、ガードしても削られて乙するため防御ボーナスを期待してマグダゲミド使ってましたが、今は防具の強化上限が増えて、防御力1000超えてますんで、防御力を期待してマグダゲミドを選択する必要性は薄い気がします。 時代とともに、ボウガンも栄枯盛衰があるんだな〜と思いながら、モンハンやっていておそらく一番長く付き合いのある、マグダゲミドをそっとなでてあげたい気分です。
装備の実例を示します
MR100未満でのマグダゲミド装備スキル
ハザク戦用装備スキル
赤龍装備
対クシャルダオラ戦用装備スキル
対ラージャン戦用装備スキル
徹甲榴弾火力重視型 砲術x5型
きっとモンスター毎にもう少し丁寧に装備スキルスロットに珠を入れ替えるともっと攻撃力を上げられたりするんだと思うのですが、装備を見つけるための視認性をよくしておく必要があるのと、私みたいにヘヴィー専で無ければ、ヘヴィー装備に使えるスペースも少ないでしょうし、そんなに多岐に渡って整備セットを作っておくのは無理ですよね。 これ以外にも地学珠入れた導きセットも作っておかないといけませんしね・・。
私の場合、このボウガンだけを獣神に入れ替えるだけで運用出来る様になってます。
次は獣神かな〜