前回エイミングの話となりましたが、シーツオブバレットを実現するためにはエイミングに要する時間を最短にする必要があります。
エイミングプロセスとは何か
エイミング時に皆さんが感覚的にやっている事を分析して見ましょう。どこを直せば速くなるのか理解しやすくなるはずです。
エイムはPCのマウス操作と基本的に同じ動作をしています。 カーソルではなく、視野の方が動きますけれども。 マウスの操作のほうが説明しやすいです。 マウスでオブジェクトをクリックする際、まず大きくカーソルをオブジェクトに近づけたらその後、目で確認しながら減速してオブジェクトにカーソルを到達させるという動作をしています。 エイミングもこの2つのアクションをなめらかに連続的に行っています。 (ちなみに慣れてくると減速なしでオブジェクトを通り過ぎながら、R2トリガーして弾を発射したりもします。動的=ダイナミックトリガー) 後日また追加で説明しますがその他にもサイドステップエイムといって、左スティックの位置移動を使いながらエイムの左右を微調整しています。 これやってると体がせわしなく左右に振れるので客観的には腰振ってる様に見えます。 こいつはマルチ他にガンナー/弓がいたら極力避けた方が良いエイミング方法です。
カメラワークを速くする事のメリット
少し脱線しましたが、大きな画面でマウスが端から端まで動かすのが大変な時、皆さんは環境設定をいじってマウスの動きを速くするわけですが、モンハンの場合はカメラワークの設定を変更すると良いわけです。 カメラワークを速くする理由は2つ有ります。 一つはオブジェクトの動きが速すぎてカメラではスピード上限でも追いつかない場合がある事、もう一つは指の動作距離を短くする事でエイム時間の短縮をする事が出来る訳です。 PS4のDual shockは幸いな事に遊び(レバーを動かしても反応が無い部分)が極端に少なく設定されています。 ほんのちょっとレバーを倒せばユックリ動き始め、最大まで動かすとかなり早く動作します。余談になりますが、任天堂のスイッチのモンハン・ライズはこのレバーの遊びが私の体感で1/3ぐらいに設定されていて、最初動作の1/3ほとんどカメラ動かないんですよ。 なのでエイミング諦めましょう(元気ならジャイロでアシストしてください)。
通常時のカメラの速度・照準の移動速度を段階的に速くして慣らしてきましょう
皆さんはオプションでカメラワークの設定いじってますかね? もしもガンナーされるのでしたら是非カメラワークの設定を少なくとも「とても速い」、出来れば「みなぎる速さ」に設定してそのカメラワークの早さに慣れていた方が良いでしょうね。 最初からとても速いにすると画面酔いしてしまいますので、まずは速いに設定して見て下さい最初は違和感ありますが、1−2週間もすると全く違和感無くなります。 その後とても速いにするとまた時間が経つとそれに慣れてくれるでしょう。
練習するとカメラ操作でほとんどレバーがセンターから動かない状態で、小さく動かして素早くエイミングをする。 慣れればこの方がエイミングが早い事がわかります。
カメラモーションのダイナミックレンジを広くする
ちょっと車の運転に例えてみましょうか? プロスポーツで使う車って一般で使う車に比べてエンジンの出力が強く、市販の車の気分でアクセルを踏み込むと車は急発進してしまいます。 イニシャルDの高橋涼介理論だとアクセルを踏み込む段階を16段階に分割して強弱の具合を細かく調整する指示を出してましたね。Dual shockのレバーの最大値を高く、より細かく繊細にジョイスティックをコントロールする事でエイムを正確にする事でカメラスピードで大きなダイナミックレンジを確保する、そういう練習を積むと自然と動きの速いターゲットにも追従出来たり、エイムの速度が速くなります。